〈其の一〉からの続き

肌バリアにより頭皮から吸収されないはずの発育毛剤の宣伝コピーが

　なぜ「有効成分が毛根まで届く」なのか？

その理由は肌バリアと同じく通常、人間の皮膚に存在する【毛穴】にあります。

皮膚に吸収される事のない発育毛剤のほんの僅かな成分がこの誰でも知っている【毛穴】から浸透します。

そして遂に【毛穴】から浸透した有効成分が毛根に！

なんてことにはなりません(笑)

　　　　　

 

　それはなぜか？

【毛穴】から浸透した僅かな成分は皮脂腺、汗腺（共に汗の出る穴）に吸収されそれにつながる毛細血管から血液に入ります。

血液の中で体内循環を経て、運が良ければ頭部の毛根まで辿り着きます。

その確率たるや………………想像もつきません。

勿論、頭部以外の毛根に辿り着く事も……..

ミノキシジル（リ〇ップの主成分）などに代表される発育毛に有効とされる成分が血液に入った後、頭部の毛根めがけて集中する。

そんな特異な性質を持っているとのならば話は別ですが。

しかしほんの僅かな確率でも毛根まで届く可能性があるのであれば

「有効成分が毛根まで届く」という宣伝コピーは嘘ではないという事になります。

ですが決して塗布した薬剤等がダイレクトに毛根には届きません。

ではRevedetoile(レーヴ・デトワール)の【毛根トリートメント】は

どうやって毛根に直で届けるのでしょうか？

　　　〈其の三〉に続く。